「温泉じゃないけどいい湯だな~」
私たちが宿泊するのは基本「温泉自慢」の「温泉宿」なのですが、時々「温泉じゃない宿」に泊まることもあります。そんなお宿を番外編としてご紹介します。
2015&2014年 11月宿泊
高知県室戸市。太平洋にⅤ
白を基調とした清潔感溢れるスモールラグジュアリーなリゾートに
室内も白を基調としたしつらえの中、
ここで少し館内の説明を・・・
横長平屋建てのちょうど中心に位置する小さなライブラリーは、ま
ライブラリーの上は『タイフーンテラス』。海から吹く力強い風や
そして、一番の目的の『スパ体験』。
室戸の海洋深層水を使ったプールでデトックス!!
海洋深層水とは水深200m以上の深海にある水で、
お食事は、高知県の食材をふんだんに使った地産地消メニュー。
朝食のテーマは柚子。ふわふわワッフルに高知特産の柑橘フレッシ
ウトコオーベルジュ&スパは、できれば2泊くらいしたい場所。
2013年11月、栃木県佐野市で発見し、2014年11月に宿泊した一乃館は大正ロマンの面白い宿でした。
特徴① 何と言っても弁天池
お宿の真向かいにある「出流原弁天池」。ここの湧水は日本名水百選の誉れ高く、底まで透けて見える透明度を誇り、水鳥たちが悠然と泳ぐ姿も水中の足の動きがくっきり見えるほど。一乃館のお風呂はそんな弁天池の湧水を引いた沸かし風呂です。お風呂には露天風呂は無く、男女ともに内風呂1つだけですが、無色透明、まろやかな肌触りのお湯は肌の弱い人にもかなりおススメ。風呂上がりの温まり具合も抜群で、「温泉ではない」事が信じられない位。
ちなみに、正面玄関外の右手には、湧水コーナーがあり誰でも自由にここの湧水を汲んで持ち帰れます。
特徴② 趣味が高じて…
玄関口を入ると日本のみならず世界各国から集めたであろうアンティーク雑貨に目を奪われます。正面ロビーだけではなく客室に続く廊下にも数々のコレクションがびっしりと飾ってあり、とにかくその数が半端ない。テーマはさておき、お宿のキャッチフレーズが「上質なアンティークに包まれた宿」なので、懐かしいものが好きな方にとっては、下手な博物館よりもよっぽど楽しめるのではないでしょうか。
特徴③ まるで映画村⁈
一乃館には本館のほかに、それぞれ趣の違う別邸が数棟、裏の日本庭園の中に点在しています。本館よりもお値段は上がりますが、 家族や親せき、友達同士などまとまった人数で宿泊する際には、この「離れ」を利用すると隣の部屋に気兼ねすることなく楽しめそうです。「離れ」には洋館風の「特別室」もあり、お金持のお屋敷を彷彿とさせる為、これまでにサスペンス系ドラマのロケ地としても利用されているのだとか。
特徴④ 水が旨いと料理も美味い
お食事は、特にゴージャスというわけではありませんが、多すぎず少なすぎずのちょうど良い加減。それでも、前菜、お造り、鱒の塩焼き、茶わん蒸し、天ぷら、栃木和牛の鉄板焼き、ご飯・椀物、デザートまで一通りのコース料理で満足度は高いでしょう。 朝食も和洋朝食が用意され、ご飯が非常に美味しくて、おかわりするメンバー続出。やっぱり「湧水」で炊くからこそ出る、このお味なのでしょうか。
特徴⑤ 女性客にうれしい特典!
フロントでチェックインを済ませると、好きな色浴衣と帯を選べます。女性向けお宿で良くあるサービスではありますが、この種類がかなり豊富。更に下駄のチョイスまで!竹久夢二や花火などの素敵なゲタも多く、女性のテンションが上がること間違いなしです。